MANDARINのすべてのスーツは、総毛芯(フルキャンバス)仕立てにより、仕立てられます。日本国内の高い技術をもつ職人が縫製を担当し、イタリアの伝統的な仕立て方法が踏襲され、柔らかく軽い着心地が生み出されます。
スーツが仕上がるまでの工程数は、260工程を数えます。
一般的なメンズスーツが150、レディーススーツが100工程である中、手間をかけた丁寧な縫い、アイロンワークをはじめとする着心地向上への作業を怠りません。仕上がりまでの約1ヶ月の期間は、伝統的な本来の仕立てが行われている証でもあります。
スーツは、殆どすべての接着(糊)が排され、仕立てられます。
総毛芯や、半毛芯などの毛芯の種類に関わらず、前身の裏側に使用される接着(糊)は、縫製を容易にする代わりに、ジャケットに硬さと重みをもたらします。
MANDARINのブティックにあるサンプルのスーツをお試し頂き、接着(糊)が排された、柔らかさと着心地の軽さをご体感ください。
オーダースーツにとって、仕立てのクオリティは、生地に勝る重要なポイントです。MANDARINは、一般的な量販店の発想とは逆転し、スーツの内側の仕立てにこだわり、仕上がりの美観と着心地、長くご愛用頂く為の保形性にフォーカスします。
MANDARINのすべてのスーツの裏地には、デフォルトでキュプラ素材が用いられます。
それは、ジャケットだけでなく、パンツの裏地(膝裏)にも使用され、肌触りの滑らかな、ドレープの美しいシルエットを生み出します。